寝ている間に歯がすり減ってる!?

こんにちは。よしや歯科です!

皆さんは、寝ている間に歯ぎしりしているといわれたことはありませんか?

朝起きたときに歯や顎関節がなんとなくだるく重かったりしませんか?

今日は歯ぎしり、食いしばりについてお話させていただきます!

まず、就寝中の歯ぎしり、食いしばりの特徴を見てみましょう。

・寝ているときにきりきりと音がするといわれたことがある

 ・歯が平らになっている(通常歯の形はぼこぼこと山、谷になっている)

・むし歯でないのに奥歯が冷たいものでしみる(知覚過敏)

・目覚めた時に、口周り、顎、歯がだる重く痛い感じがする

 ・肩こり、頭痛がする

 ・エラが張っている

 

これを見て当てはまっているかもと思ったら寝ている間に歯ぎしり、食いしばりをしている可能性大です!!

 

歯ぎしりが必ず音がするとは限りません。

歯ぎしり、食いしばりの力で歯がすり減ってしまったり、装着していた詰め物、被せ物が割れてしまうことがあります。また、過度な力が歯にかかることにより、歯と歯茎のきわの部分が欠けてしまい、知覚過敏を引き起こすこともあります。

そして歯に大きな負担がかかると顎関節が圧迫されて口を開けた時にだる重かったり、痛くなったりします。顎関節だけでなく、周囲の筋も緊張するため、ひどい場合だと肩こりや頭痛を引き起こすこともあります。周囲の筋の1つである咬筋が異常に発達することでエラが張ってくるという症状も見られます。

これらの症状を抑えるためにはマウスピース(ナイトガード)が効果的です!!

マウスピースをすることで物理的に歯を保護してくれるのですり減ったり、詰め物、被せ物の欠けや割れなどの損傷を防いでくれます。

またマウスピースには、顎関節を休ませる正しい位置に戻す働きもあるので、顎関節の負担が減少し、周囲の筋の緊張を緩和させてくれます。

また、発達した咬筋にボツリヌス菌の一種であるボツリヌス毒素を打つことで、咬筋の発達を抑制し歯ぎしり、食いしばりを防ぐことができます。

 

当院ではマウスピースの作成、咬筋へのボツリヌス毒素の注入も行っております。

最近では、薬局などで購入できるマウスピースもありますが、歯科医院では型取りしてご自身の歯に合わせてお作りさせてもらいますので、適合の良いもの(治療効果が高いもの)が出来上がります。

マウスピースは今まで歯にかかっていた過度な力を受け止めてくれるため、使用していると穴が開いてきます。当院にてお越しいただくことで、マウスピースの状態もチェックさせていただきます!

 

歯ぎしり、食いしばりが気になる方はぜひ当院へお越し下さい!