乳歯と永久歯が混ざっている混合歯列期に、歯がきれいに生えるように、顎の成長やバランスをコントロールするように治療をすることをⅠ期治療と言います。

また、永久歯が生えそろった後に歯にブラケットやワイヤーといった装置をつけて歯を動かすⅡ期治療というものがあります。これは基本的には大人の矯正治療と同じです。

矯正を開始する時期は様々です。場合によっては６歳ごろから開始することもあれば、１０~１２歳ごろまで成長や歯の生え代わりを経過観察することもあります。よくお母さん方から伺う心配事として、歯並びが心配だけど、矯正治療するかは迷っているということや、どうしていいのか分からないということがあります。もちろん、歯や顎の状況によるとしかここでは言えませんが、一度矯正専門医の先生に聞いてみることをお勧めします。聞いてみて頂いてまずは不安を解消して頂くと良いと思います。

矯正をした患者さんも矯正をせずに見送られた患者さんも、もっと早く相談しておけばよかったとおっしゃる方がほとんどですので、少しでもお考えの方はご相談下さい。